コラム

catch-img

防犯カメラを更新する前に確認すべきチェックポイント 画質・録画期間・死角・ネットワーク構成

防犯カメラ設備の更新を検討する際、単純に「古いカメラを新しいカメラに交換すればよい」と考えてしまうことがあります。

しかし、防犯カメラは、カメラ本体だけでなく、録画装置、モニター、ネットワーク機器、配線、電源、運用方法などを含めて成り立つ設備です。

そのため、更新時には現在の課題や施設の使い方を確認したうえで、目的に合ったシステムを検討することが大切です。

この記事では、防犯カメラを更新する前に確認しておきたい主なチェックポイントを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.何を確認するためのカメラなのか
  2. 2.必要な画質は足りているか
  3. 3.録画期間は十分か
  4. 4.死角や監視範囲に問題はないか
  5. 5.ネットワーク構成は適切か
  6. 6.既存配線を活用できるか
  7. 7.操作性・管理方法は分かりやすいか
  8. 8.保守・点検体制は整っているか
  9. 9.まとめ

何を確認するためのカメラなのか

まず確認したいのは、カメラの設置目的です。

防犯カメラといっても、目的は施設によって異なります。

例えば、

  •  出入口の人物確認
  •  駐車場の車両確認
  •  倉庫やバックヤードの管理
  •  受付や共用部の状況確認
  •  施設内の安全管理
  •  夜間や休日の監視
  •  トラブル発生時の記録確認

など、目的によって必要な画角や画質、録画期間、設置場所が変わります。

「とりあえず広く映す」だけでは、いざ映像を確認したときに、必要な情報が分からないこともあります。

更新時には、まず何を確認したいのかを明確にすることが重要です。

必要な画質は足りているか

防犯カメラの更新で特に重要なのが画質です。

古いカメラでは、映像は映っていても、人物の顔、手元の動き、車両ナンバーなどが確認しにくい場合があります。

確認すべきポイントは次の通りです。

  •  人物の顔を確認したいのか
  •  服装や動きが分かればよいのか
  •  車両ナンバーまで確認したいのか
  •  夜間でも鮮明に見える必要があるのか
  •  逆光や暗所の影響を受けやすい場所か
  •  広範囲を映すのか、特定箇所を詳細に映すのか


必要以上に高性能なカメラを選ぶ必要はありませんが、目的に対して画質が不足していると、防犯カメラとして十分に活用できません。

録画期間は十分か

防犯カメラは、リアルタイムで見るだけでなく、後から映像を確認するためにも使われます。

そのため、録画期間の設定は重要です。

例えば、トラブル発生に気付くまで数日かかる場合や、休日を挟む場合には、録画期間が短すぎると必要な映像が残っていない可能性があります。

確認しておきたいポイントは以下です。

  •  何日分の録画を残す必要があるか
  •  休日や長期休暇を考慮する必要があるか
  •  カメラ台数を増やした場合、録画期間は足りるか
  •  高画質化によってデータ容量が増えないか
  •  録画装置の容量は十分か

カメラを高画質化すると、録画データの容量も増えます。

そのため、カメラだけを新しくするのではなく、録画装置の容量や保存期間も合わせて検討する必要があります。

死角や監視範囲に問題はないか

防犯カメラの更新時は、既存カメラの位置をそのまま踏襲するだけでなく、現在の施設運用に合っているかを見直すことが大切です。

建物の使い方や人の動線は、設置当時から変わっていることがあります。

例えば、

  •  出入口の使い方が変わった
  •  受付や窓口の位置が変わった
  •  倉庫や資材置き場の運用が変わった
  •  駐車場の利用状況が変わった
  •  死角になっている場所がある
  •  新たに監視したい場所が増えた

といったケースです。

更新時には、現地調査を行い、現在の動線や監視目的に合わせてカメラ配置を見直すことが重要です。

ネットワーク構成は適切か

近年は、IPカメラやネットワーク録画装置を使用するケースが増えています。

そのため、防犯カメラの更新では、ネットワーク構成の確認も重要です。

確認すべきポイントは以下です。

  •  既存のネットワークを利用するのか
  •  防犯カメラ専用のネットワークを構成するのか
  •  カメラ台数に対して通信容量は十分か
  •  ネットワーク機器の設置場所は適切か
  •  遠隔監視を行う必要があるか
  •  セキュリティ設定は適切か
  •  将来的な増設に対応できるか

防犯カメラの映像はデータ量が大きいため、ネットワーク構成が適切でないと、映像の遅延や録画不具合が発生することがあります。

また、ネットワークに接続する以上、セキュリティ面の配慮も欠かせません。

既存配線を活用できるか

防犯カメラの更新では、既存配線を活用できるかどうかも重要な検討ポイントです。

既存配線を活用できれば、工事範囲やコストを抑えられる場合があります。

一方で、配線の劣化や仕様の違いにより、新しい機器に適さない場合もあります。

確認したい点は以下です。

  •  既存配線の種類
  •  配線の劣化状況
  •  カメラ更新後の通信方式
  •  電源供給方法
  •  配線ルートの確認
  •  将来的な増設のしやすさ

既存配線を使うべきか、新たに配線するべきかは、現地の状況と今後の運用を踏まえて判断する必要があります。

操作性・管理方法は分かりやすいか

防犯カメラ設備は、管理担当者が日常的に使用する設備です。

そのため、操作性も大切です。

例えば、

  •  録画映像を簡単に検索できるか
  •  必要な映像をすぐに確認できるか
  •  複数カメラの映像を見やすく表示できるか
  •  管理者が変わっても操作しやすいか
  •  遠隔地から確認する必要があるか
  •  操作方法を社内で共有しやすいか

といった点を確認しておくとよいでしょう。

高機能なシステムでも、現場で使いこなせなければ十分に活用できません。

施設の運用に合った、分かりやすい管理方法を検討することが大切です。

保守・点検体制は整っているか

防犯カメラ設備は、設置して終わりではありません。

必要なときに確実に映像を確認できる状態を維持するためには、定期的な点検や保守が重要です。

確認すべきポイントは以下です。

  •  カメラの映像が正常に映っているか
  •  録画が正常に行われているか
  •  録画期間が確保されているか
  •  ネットワーク機器の設置場所は適切か
  •  ハードディスクなどの消耗部品に問題がないか
  •  ネットワーク機器に異常がないか
  •  故障時の連絡先が明確か
  •  更新後の保守体制が決まっているか

防犯カメラは、トラブルが起きたときに初めて映像を確認することも多い設備です。

そのときに「録画されていなかった」「映像が確認できなかった」という事態を防ぐためにも、保守体制の確認が欠かせません。

まとめ

防犯カメラの更新では、単に古いカメラを新しいカメラに交換するだけでなく、画質、録画期間、監視範囲、ネットワーク構成、配線、操作性、保守体制まで含めて検討することが重要です。

特に、施設の使い方や管理体制は、設置当時から変わっていることがあります。

更新を機に、現在の運用に合った防犯カメラシステムへ見直すことで、より安心して使える設備になります。

東京通信電設では、防犯カメラ設備の企画・設計・施工・保守まで対応しています。

既存設備の確認、カメラ配置の見直し、録画装置の更新、ネットワーク構成の検討、大規模施設の監視システム構築など、施設の状況に合わせてご提案いたします。

防犯カメラ設備の更新や見直しをご検討の際は、お気軽にご相談ください。


設備の保守メンテナンスについてお悩みはありませんか?

弊社では、音響設備、映像設備、防犯カメラ、非常用放送設備など、様々な設備の保守メンテナンス実績がございます。まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

詳しくは、こちらをご確認ください。



保守メンテナンスの導入事例はこちら


年間保守契約の金額を知りたいかたはこちら

防犯カメラ設備、AV設備、音響設備、非常放送設備の概算御見積がご確認頂けます。
CONTACT

施設の音響・映像・セキュリティシステムのことなら
TSUDENにお気軽にご相談ください

お電話でのお問い合わせはこちら
平日10:00〜17:00
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください。
弱電設備の設計から保守まで
AVC機器のスペシャリストにご相談ください!

人気記事ランキング

ダウンロード資料一覧

タグ一覧